旧社名 八王子社
祭  神 天忍穂耳命 天津日子根命 熊野久須昆命 多紀理比売命
      天穂日能命 活津日子根命 市杵嶋比売命 多紀津比売命
茅渟神社の神輿
茅渟神社
 この八柱の神は、古事記の宇気比の神話に出てくる神々であって、天照大神と素戔嗚命の誓によって生まれた八神である。この神々は天孫光臨の神話に関係のある神で、天忍穂耳尊は、日嗣の御子として国土に降臨すべき大命をうけた神で、瓊々杵尊の御尊父である。天穂日能尊は、出雲地方を治めた神で、現出雲大社の宮司千家・北畠両家の祖である。三柱の女神は、皇孫のために斎ぎまつれの神勅によって、天孫降臨の道中の守護にあたった神で、子守の神として祀られるのはこのためである。また住吉の神即ち海神として祀られている。後、この八神を八王子と申しお祀りしたのが八王子社である。
inserted by FC2 system